Doriブログ

楽しいディベートの世界の感想をなんとなく書き綴る

非IT現場のRPAをVisual Studio 2019でやってみた

用意するもの
windowsの入ったPC
Visual Studio 2019
VB.NETやC#が書けるプログラマ

まずインストールしましょう。

無料のやつでいいです。
visualstudio.microsoft.com

Visual Studioってめちゃくちゃ簡単にツール作れるんですよ。ボタン押したら何かするようなツール、例えば他社に依頼したらどんなに少なくても5万円くらいするようなシステム、慣れていれば1時間くらいあれば作れちゃうんですよ。

まあこれ一本で食べていくには、大量にツールを作らないといけないので私には無理ですが、上流工程のエンジニアやITコンサルが、ちょっと自分の周りの仕事をRPAするにはExcelマクロの100万倍効率的だと思います(当社比)。

Windowsアプリケーションは新しいプロジェクトからソリューションを作れば簡単に作れます。
VBAをやってきた人はVB.NETを選ぶといいと思います。それ以外の人はC#でいいんじゃないでしょうか。
私は新卒で入社した会社がVB.NETでやっていたので、そっちを使います。
プログラマであれば言語の市場価値のようなものも重要かもしれませんが、自分だけでちゃちゃっと作るツールの言語選定などどうでもいいことです。

いいところ

・日本語
・環境構築が難しくない
・型定義の厳密性を変えられる(いいのか?)
・昔からある言語なので、ググれば日本語で答えが出てくる
・簡単なRPAのようなものから、何百画面のシステムまで色々作れる

難しいところ

・dllとかexeとかが分からないと、そもそも参照も継承もできない
VB.NETプログラマは主にWEB系の人に下に見られる(言語に貴賎はありません!新旧や好みがあるだけ!)
ググるVBAがヒットしてきて割と邪魔

ただし、経験の浅いプログラマwindowsアプリケーションを適当に作ると、メモリリークができていなくてPCがフリーズしたり、Excelを開いたまま解放せずに大量に溜まってしまったり、例外処理ができていなくてマウスもキーボードも効かなくなったり、とんでもない爆弾を作ることになってしまうので、よくわかっている元プログラマが、昔取った杵柄で片手間にやると役に立つというイメージです。

最近プログラミングスクールが注目されていますが、WEB系ばかりですよね。
windowsアプリケーションが作れるって結構非IT現場で即戦力になると思うんですが、非IT現場に新人を送り込む訳にもいかないし難しいところですね。